西日本豪雨などによる貨物列車への影響

プレスリリース

かなり大きな影響があったようです,

山陽本線が全線運行できなかった100日間で,4421本の貨物列車が運休,トラック・船舶によりコンテナ57,002個分,山陰迂回貨物(30往復+下り2本)によりコンテナ2,072個分の代行輸送が行われました.山陽本線の列車での輸送量の約25%をまかなったことになります.

運休中,山陽道を何度か利用しましたが,多くの鉄道コンテナをトラックで運んでいる光景をよく見かけました.山陰迂回貨物には化成品など,自動車・船舶での輸送が適さない物資も多く積まれていました.

JR貨物は,迂回貨物列車を撮影する人々に対してお願いを出していましたが,このようなことが起きると緊急時に沿線に警備を要請するなど,鉄道事業者が動きにくくなります.我々は,鉄道事業者の業務を妨害すべきでないことを認識しなければなりません.

(仮に迂回貨物列車が夜間に走行していても同じことです.)